第6号

「メタデータ評論」編集委員会
2023年10月23日

著者と読者を仲立ちする目録・分類・索引・メタデータをめぐる議論と情報交換の場
本誌について投稿規程をご覧ください。

************************************

NCR2018理解増進に向けた投稿のお願い

NCR2018が刊行されてから5年が経過しています。しかし,その実運用が図書館の世界で始まったのは、例えば国立国会図書館が適用を開始したのは2021年1月からなので,まだ3年は経過していません。その中で,これまでの目録規則とは基本コンセプトを異にするNCR2018を図書館の現場のみならず,司書課程の教員や学生がこれを理解し活用することが求められています。NCR2018を扱う何冊かの教科書や啓蒙書も出版されていますが,本誌に於ても,司書課程の授業研究に関する報告,実例を含めた親しみやすい入門講座,Q&A形式の問答など,NCR2018の理解増進に向けた投稿を呼び掛けたいと思います。その呼び水となるために,本号で大学の司書課程教育の二つの実践報告を掲載することとしました。形式内容は問いません。まずはNCR2018を通して,本誌が目録規則-司書教育-組織化作業現場、さらには利用サービスやOPAC等の利用者との相互の接近になんらかの貢献ができればと思っています。投稿をお待ちしています。         『メタデータ評論』編集委員会

************************************
J-STAGE登載について

本誌はJ-STAGE登載誌です。
J-STAGEで検索・閲読できるほか、国立国会図書館サーチなどで書誌情報を検索できますし、CiNii ResearchやGoogle Scholarなどでは本文を閲読することも可能です。
多くの読者を得ることができますので、奮っての投稿をお待ちしております。

***********************************

目次

<翻訳>

IFLA Working Group on Aggregates著 ; 橋詰秋子,小林美貴訳. 集合体現形(Aggregate)に関するワーキンググループ最終レポート・・・・・・・・・・・・・・・・・ 1

<資料紹介>

古川 肇. パリ原則への討議 -森耕一「目録原則に関する討議」続編-(上)・・22

<研究ノート>

和中幹雄. 「パリ目録原則」をめぐる議論(その2) : 日本目録規則1965年版の策定まで-日本における近代目録法をめぐる論争を読む (5) - ・・・・・・・・・ 44

<実践報告>

岡田大輔.  情報資源組織論でNCR2018をこう教えています・・・・・・・・・・ 67

蟹瀬智弘.  『日本目録規則2018版』に基づく「情報資源組織演習」実践例・・・75

<English Index>

Metadata Reviews