第8号

「メタデータ評論」編集委員会
2024年10月18日

著者と読者を仲立ちする目録・分類・索引・メタデータをめぐる議論と情報交換の場
本誌について投稿規程をご覧ください。

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NCR2018が刊行されてから6年が経過しています。しかし,その実運用が図書館の世界で始まったのは、例えば国立国会図書館が適用を開始したのは2021年1月からなので,まだ4年は経過していません。その中で,これまでの目録規則とは基本コンセプトを異にするNCR2018を図書館の現場のみならず,司書課程の教員や学生がこれを理解し活用することが求められています。NCR2018を扱う何冊かの教科書や啓蒙書も出版されていますが,本誌に於ても,司書課程の授業研究に関する報告,実例を含めた親しみやすい入門講座,Q&A形式の問答など,NCR2018の理解増進に向けた投稿を呼び掛けたいと思います。そのために、第6号より大学の司書課程教育における実践報告を掲載しています。形式内容は問いません。まずはNCR2018を通して,本誌が目録規則-司書教育-組織化作業現場、さらには利用サービスやOPAC等の利用者との相互の接近になんらかの貢献ができればと思っています。投稿をお待ちしています。                   『メタデータ評論』編集委員会

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J-STAGE登載について

本誌はJ-STAGE登載誌です。
J-STAGEで検索・閲読できるほか、国立国会図書館サーチなどで書誌情報を検索できますし、CiNii ResearchやGoogle Scholarなどでは本文を閲読することも可能です。
多くの読者を得ることができますので、奮っての投稿をお待ちしております。

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目次

<研究ノート>

中井万知子. メタデータの受容と展開 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・  1

蟹瀬智弘. NACSIS-CAT「目録システムコーディングマニュアル(NCR2018対応版)」のおもな変更点と『日本目録規則』との対応関係 ・・・・・・・・・・・・・ 24

和中幹雄. 全国書誌サービスと書誌コントロールの76年―日本における近代目録法をめぐる論争を読む (番外編) ― ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 37

<エッセイ>

古川肇. 『日本目録規則2018年版』と過去の目録規則 ・・・・・・・・・・・・ 71

<ケーススタディ>

中野ひかる. MarcEditを活用した学校図書館でのデータ移行プロジェクト ・・・ 80

<English Index>

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